INDEXで一言 2000年3月
3日 西葛西東葛西
5日 輸送艦の競争入札
10日 一時間弱

12日 「食う」と「食ふ」
14日 タイトルのつくまで
18日 親友の世論調査
19日 続タイトルのつくまで
20日 大型小説新作
23日 割り箸リサイクル
25日 続割り箸リサイクル
26日 ドカベン
28日 ゴム報知新聞

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2000年3月3日
 日本の標準今回のお題は「葛」の字についてなんですが……。
 江戸川区に「西葛西」という駅があるですよ。いままでそういうものだと思ってたけれど、冷静に考えると変な地名ですね。もともと「葛西」自体が「葛飾の西」という意味ですから、要はすごく西なんですよ。
「西葛西」はまだいい。駅こそありませんが「東葛西」という地名もあります。ご承知の通り葛飾というのは千葉県西部と東京都東部の総称でして(葛飾区はその一部です)、その東の方を「東葛」といいます。
 さて、「東葛西」は葛西の東でしょうか東葛の西でしょうか。
 猫になれに2猫追加しました。
2000年3月5日
記事  宮地さんからの新聞読みをいただきました。

宮地さんのお便り

理解の困難な新聞記事です

 今日は、いつも楽しく拝見させて頂いております。特に屋根の上の新聞読みのお間抜けな記事は好きです。

 3月2日の東京新聞に何度読んでも理解できない記事がありましたのでお知らせいたします。
 ひょっとしたら紹介する値打ちのある面白い記事かなとも思います。

 それでは、貴ホームページの益々の興隆を願いつつ失礼いたします。
 どうやら入札が失敗したのは業者側の価格が安かったかららしいのですが、普通は高いとダメなのですが……。
 さて、本家新聞読みにも「歌う校長の会」を追加しました。
 日本の標準、今回のお題は「とてもじゃないが無理」です。
2000年3月10日
 今日紹介するお便りは実は日本の標準に寄せられたものです。
 平たく言うとボツなんですが、あまりにも捨てるには惜しいので。このまま大型小説になりそうな話です。

みわぶーさんのお便り

 初めまして、みわぶーと言います。
 毎回楽しく拝見させていただいてます。投票したことはないんですが・・・

 今回の「とてもじゃないが無理」に似てるんですが、この間友達と喧嘩になりそうなほど言い合ったことがありまして。

 中国への旅行を計画中のこと。上海から北京まで飛行機で移動するとどれくらいかかるのかと、私が友達にたずねたところ、
「1時間弱くらいでしょ」と友達。
「1時間かからないんだぁ〜」と私。
「だから1時間弱だってば」
「だから1時間かからないんでしょ?」
「ちがうよ、1時間弱だって!」
「だからそれって、1時間かからないんでしょ!」
「分かんない人だね。1時間弱だっての!!」
「だから1時間しないんでしょ、わかってるよ!!」
「ちがうよ!1時間弱って言ってるの!!」

 とまぁ、こんなやりとりが長々と繰り返され、どちらもきれる寸前までいきました。
 こんなことで切れてどうすんのって気持ちもないわけでもないんですが。

 友達の言うことには、1時間弱ってのは「1時間+ちょっと」で私が思うには「1時間−ちょっと」な訳です。
 お互い1歩もひかず、気まずいままに旅行を計画中。
 これから計画がスムーズに進むためにも、どちらが標準なのでしょうか。

 ぜひお友達に聞いてみてください。
「1時間強の立場はどうなる」
 うーん、もしかして「1時間+かなり」だと思っていたのかなあ。
 今週も猫になれに2猫追加しました。こちらもよろしく。
(でもどっちにしろ上海から北京って、1時間ちょっとで着くんだろうか)
2000年3月12日
 日本の標準今週のお題は「タクシーか徒歩か」です。
 さて、けっこーさんからお便りをいただきました。

けっこーさんのお便り

あのー、寿限無の墓のとこみたのですが、あの時代なら旧かなじゃないでしょうか? 「食う」は「食ふ」ですよー。

 確かに。
 今となっては確かにと言うほかないのですが、確かに。
2000年3月14日
 一昨日はけっこーさんからのお便りを紹介しましたが今日はこけっこさんからのお便りです。いえ。にわとりの読者が多いわけではないと思います。

こけっこさんのお便り

 初めまして!! こけっこと申します…。
 屋根の上の新聞読みは、ワタシがネットを始めてすぐにお世話になったサイトなんです。
 なんせ初めは、ドコを検索しようか迷ってたもので…
 何と言っても、興味引かれるネーミングと、新聞記事のあとにボソっと書かれるあのコメント。
 それが、たまらなくオモシロイのです。
 新聞はワケあって取っていないワタクシですが、これからも楽しい記事をガンガン載せてください!
 楽しみにしております…(^▽^)♪

 それでは。(失礼いたします)

 今回は「応援のついでに」を追加しましたが、このタイトルは毎回なにげに苦労してます。そういえば「屋根の上の新聞読み」というタイトル自体がどこからきたか。これが。どうしても思い出せないのですよ。
 結構つけるときに苦労した記憶はあるんだけど、なぜその苦労の結果がこれになったのか。
 いや、もちろん出典は「屋根の上のバイオリン弾き」なんですよ。でも、別にこのミュージカルのファンでもないしねえ。だいたい屋根の上で新聞を読んだら風が強くて読みにくいじゃないか、と思うのですけどねえ。
2000年3月18日
 世論調査によりますと、日本の中高生はアメリカや中国に比べて人間関係が希薄だそうです。
 親友について「儀礼的な付き合いをする人」と答えた高校生が日本は35.8%、中国は14.4%でアメリカは7.6%なんだとか。
 ふーんなるほどなあと一瞬納得しそうになりましたが、よく考えると英語で「親友」ってなんていうのか知りませんが、その言葉と日本語の「親友」が指すものが同じであるはずがない。
 実はむちゃくちゃいいかげんな世論調査なのでした。
 屋根の上の新聞読みに「靴箱を開ければ」を追加しました。 しかし、中高生と中高年って日本語習い初めの人には区別つきにくいでしょうね。
2000年3月19日
屋根の上の新聞読み」というタイトルは妙に苦労したんですが、逆に妙にすんなり決まったのが「猫になれ」でしょうか。テーマだし決め言葉でもあるし語呂もいいし、ほとんど何も考えずに三秒くらいで決まりました。
 ただ実際使ってみると一つだけ欠点があって、ロボット式の検索エンジンでほとんど検索できない。なにしろ猫という言葉を含むページがずらっと出てくるわけですから、そんなところゴマンとあるわけで(文字通りゴマンと)その中から探すのはほぼ不可能であります。
 同じことは「日本の標準」にも言えまして、まずは日本標準時のページですとか、JIS規格のページが出てきておいそれとは出てこない。普通自分のページを検索ってしないから、自分じゃ気がつかないんですよね、こういうこと。
 てなわけでこれからサイトを作ろうという人はそのあたりも注意しとくといいんじゃないかと思います。
 さてその日本の標準、今回のお題は「長男と三男の間」です。 屋根の上の新聞読みにも新しく追加しています。「男は正攻法」。
2000年3月20日
 お待たせいたしました。大型小説の新作、大型生活小説「柿の種の分離」登場です。今回はホームページ未発表作品大型官僚小説「絵に描いた餅を食べながら」と二本立て同時リリースです。
 もう一つお知らせ。「猫になれ」のURLが変わりました。新しいURLは
   http://inva.plaza.gaiax.com/neko/
になります。自分のページを猫化する方は以下のアドレスをお使いください。
   http://inva.plaza.gaiax.com/neko/neko.cgi?URL=あなたのページのURL
 今回はURL移転記念で4猫追加してます。
【2002.8.25 追記】「猫になれ」のURLは再度変わっています。新しいURLはこちら。
   http://matsuri.xii.jp/neko/
2000年3月23日
 ぎゃあっ!また来た。しかも二通たて続けに。
 大型環境小説「割り箸リサイクル」を読んでのお便り。一通はこうきたもんだ。
ホームページを拝見しメールをお送りしました。

自然・環境の大切さやリサイクルの必要性など、貴ページを拝見し非常に参考になりました。やはり今までのような 使い捨てを続けていてはだめだなぁと考えています。
新しいものを購入したら今まで使っていたもので使えるものは積極的にリサイクルする。使えないような粗大ゴミは適切 に処理する。そういったことが日常生活の中で気軽にできるようなリサイクルをテーマにしたサイト(以下広告なので省略)
 きっきみはあれが何か環境を考える上で参考になったのかね。
 まあこれはいかにも検索エンジンで「リサイクル」で引っかかったページの作者に読まずに送っているというのが伝わってきてわからんでもないのですが、次のメール。
表題の件について詳細(工場名、所在地、連絡先等)を 教えて頂くことは出来ませんでしょうか?
私共は包装資材関連の販売をしており、リサイクル製品や 環境問題に対応する製品に取り組んでおります。
ご連絡お待ちしております。
 あれはフィクションです、登場する工場は実在しません、と返事を書いて送るのこれで三度目よ。
 なぜこの小説だけこんな目に遭うのだろう。「腕を大きく上げて背伸びの運動」を読んでラジオ体操県大会に出場したいのですが、なんてメールはきたことないぞ。
 あの作品のどこが実話に見えるのだろうか。改めて念を押しておきますが、私の小説で実話は一つだけで、あとは全部嘘八百です。
2000年3月25日
 引き続き割り箸リサイクル」の話題です。

小悪魔リルルさんのお便り

 やっほ〜! リルル君だよ。

 割り箸リサイクルの件なんだけど、実は、本当にリサイクルしている業者があるみたいなんだ。
 もちろん、割り箸から割り箸へリサイクルするわけじゃない。
 うろ覚えなんだけれど、紙にしてたか、固形燃料にしていたか、どちらかだったと思うんだ。
 報道番組で放送していたから間違いはないとは思うんだけど、ただ、私が確認しているわけじゃないから、何とも言えない。

 ところで。
 割り箸から割り箸へリサイクルする業者が本当にあると、彼らは本気で思っているんだろうか? それとも、確信犯?
 王子製紙が割り箸を紙にしているようですよ。割り箸三膳ではがき一枚分だとか。
 思うに割り箸って、いかにもリサイクルしたくなるやつなんですね。割り箸以上に環境破壊しているやつなんていくらでもいるんだろうけど、「もったいなさ感」が高いんだな。まあ、だからこそこの作品を書いたわけだけどさ。
 屋根の上の新聞読みに「炎の巡査部長」を追加しました。
2000年3月26日
 第一期「ドカベン」と「ドカベン プロ野球編」の最大の違いは何でしょう?
 そう、時間の立ち方です。
 ドカベンが高校野球やってた頃も確かに時間は経過してました。サザエさんのように、時の流れをとめてはいません。しかし、私が小学生のころ山田太郎はすでに高校生だったのに、大学に入ってもまだ高校生やってましたからね。
 いえ、彼はちゃんと進級してますよ。しかし、まず神奈川県大会で数試合ありますよね。それが一試合につき漫画の連載で言うと十週間くらいはかかるじゃないですか。で甲子園に行ってまた数試合。それが終わると春の選抜。一年のことを書くのに数年かかるわけです。
 ところが、プロにはいるとそうはいかない。まわりの実在の選手がどんどん入れ替わってしまいます。ライオンズの監督を未だに広岡がやってるわけにはいかないのです。てなわけで、プロ野球編では一年に一年時間が進むのですね。
 しかし、ドカベンが最初中学柔道漫画だったなんてもう誰も覚えてないだろうなあ。
 日本の標準、今週のお題は「あんパンの友」です。
2000年3月28日
 みーこさんから「ゴム報知新聞」というメールをいただきました。タイトルだけ見て何かの間違いかと思いましたが、さにあらずです。

みーこさんのお便り

 いつも、「ゐんばの大型小説の世界」を楽しみに拝見しております。

 さて、掲示板での輪ゴムの話はちょっと旬を過ぎてしまったかもしれませんが(やっぱり今は柿ピーよね)、素敵なホームページを発見したのでご報告させていただきます。

http://www.posty.co.jp/
ゴム業界の総合専門誌「ゴム報知新聞」

 ゴム業界の最新の動向はこれでバッチリ!どのように役立てれば良 いのかは、よくわかりませんが。

 グニャグニャしていてジャイアンツ情報満載のものを想像していたのですが、かなり違いました。
 ううむ、一面のゴム。ゴム春闘は15の組合で妥結したそうですよ(いかんいかん、あやうく納得しかけるところだった。自動車総連で「自動車春闘」とはいわん。電機連合で「電機春闘」とはいわん)。