INDEXで一言 2000年11月
2日 文字化けメール
5日 防災標語
6日 日韓往復翻訳クイズ

12日 インターネットST@RT
13日 エスカレーターでの行動
19日 日本の標準最終回
20日 大型小説新作
 
26日 SRとは何か
 

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2000年11月2日
 さてひっさびさに付録を更新しました。
 今回お目見えするのは「懲込周頗〜私のもらった文字化けメール」。いや、何と読むのか聞かれても私も困る。
 要は以前書いた「4000円で大金が」のたぐいなのですが、なにしろその化け方が半端じゃない。完成された化けっぷりと申しましょうか。シュールレアリズムの美と申しましょうか。
 いいなあ俺もこういう小説書きたいなあとは思うものの、実際にここまで書いたらかなり頭が炸裂するだろうなあという出来映えです。
 まずはご覧ください。
2000年11月5日
 お便りをいただきました。

HALさんのお便り

 以前INDEXで一言で紹介した「ときの塔」には普段は防災標語やお知らせなどが流れています。
 その中で思わずムムッと思うのが 「火をつけたあなたの責任最後まで」 というやつです。注意して火を使いましょうと言う事は分かるのですが、どうも、放火の罪から逃れる事はできないぞ、と言っているようにも読めてしまいますね。
 消火器の話題から思い出しました。

 そういえば消火器の注意書きには「使用後火中に投じないでください」と書いてあったっけ。
 さて、今週の「日本の標準」はそのHALさんの出題です。「エスカレーターでの行動」。
2000年11月6日
「まだ熟していない値駆り立てるから」ってご存じですか。人気ポップスグループですよ。では、「アイカと私起ってください」は?
 詳しくは「日韓往復翻訳クイズ」をご覧ください。このところ付録づいてるな。
2000年11月12日
 今月の「インターネットST@RT」(毎日コミュニケーションズ)の「管理人列伝」が今回私を取り上げておりまして。
 こちとらも取材を受けるというのは初めてだったもんで、あれだけまとまりのないことをしゃべったのに、できたものを見るとちゃんとしている。ひとえにライターの金田善裕さんのおかげであります。
日本の標準」今回は「自分は標準的か」です。
2000年11月13日
 お便りをいただきました。

まこにゃんさんのお便り

 いつも面白く見させていただいてます。
 今回の、エスカレータの行動ですが、私も聞いたんですが、たぶん関西の文化です。
 だから、日本の標準ではなく、関西の標準と首都圏の標準が統計に出てくると思いますよ。
 ほかにも、駅の券売機を柵で仕切ってたり、階段を一方通行したりちょっと違うんですね。

 首都圏って昔は右と左で分けるってやってなかったと思うのですよ。そのころ私も、「関西ではこうやっている」という話を聞いたことがあります。なるほどそれはうまいやり方だな、と思っているうちにいつの間にか関東でも定着しましたが。
屋根の上の新聞読み」に「ラーメン味のうどん」「かっとなること二回」「新聞読みの鑑」を追加しました。
2000年11月19日
日本の標準」のアイデアを思いついたのは実際にスタートする一年以上も前でした。
 普段だれも気にしないようなことをアンケートで調べたらおもしろかろう、というわけで、そのアンケートの形式をどうするかで結構悩んだものです。
 やはり最初に心配になるのはどのくらい回答が集まるかということで、十件くらいで日本の標準と言ってみてもやはり今一しまらないわけです。私としても純粋に読者依存型のコーナーは初めてなわけで、各コーナーのトップページにアンケート欄を設ければそれなりに集まるかなとかいろいろ考えた末、結局いまのような掲示板形式に落ち着きました。
 やってみたら思ったより回答が集まり、いまでは回答数も百を超えるようになりました。
 ほんとうに皆さんいままでありがとうございました。「日本の標準」第124回「自分は標準的か」の結果を発表します。
2000年11月20日
 てなわけでお待たせいたしました。大型小説の新作、大型デパート小説「春まで待てない」の登場です。
 デパートを舞台に繰り広げられる男たちの熱いドラマ。愛、そして友情。仕事にかける情熱。ほんとにこういう話だと思っている人はいないと思って好き勝手言ってますが。
屋根の上の新聞読み」にも「報道の公平」を追加しました。
2000年11月26日
 十数年前の話になります。PC8801というパソコンがありました。まあ、パソコンのご先祖様みたいな機械です。16ビット機のPC9801がどちらかというとビジネス用という位置づけなのに対し、8ビット機のPC8801はどちらかというとホビー用の位置づけでした。
 昔はパソコンのモデルチェンジも今と比べるとゆるやかで(それでも当時はモデルチェンジが早いと思ったものでしたが)、このPC8801にも後継機が出ました。その名もPC8801 mkII。mkIIは「マークツー」と読みます。まあ、順当なネーミングですね。
 ところがこのmkIIのさらに後継機が発表されたとき、皆驚きました。その名は「PC8801 mkII SR」だったのです。なぜ名前が横に伸びる? mkIIIじゃないの? そもそも、SRって何?
(実は私いまに至るもこのSRが何の意味だったのか知りません)
 こうしてSRという言葉は「モデルチェンジしたときに名前に付加される意味不詳の記号」として栄光の足跡を印したのです。
 先週から始まりました「日本の標準SR」第2回は「海苔とご飯と醤油」です。