INDEXで一言 2002年3月
3日
「ダイヤル」の実態
11日
CD-R,CD-RW
17日
日本語ウィルス
18日
大型IT小説「日た2」
24日
伏せ字
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→2002年4月
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2002年3月3日
先週の
日本の標準SR
「
トイレの鍵
」は途中から「鍵をかける」という言葉の適切性の話になったわけですが。というと聞こえはいいが約一名つっこまれまくったわけですが。
このように名前と実態が合わなくなってしまったものとして何があるか、とつらつら考えてみました。例えば「ダイヤル」なんかそうじゃないか、とダイヤルをgoogleで検索したら。
一発で出てきました。「ダイヤルQ2」。
確かにまだダイヤル式の電話ってまだある。あるけど、ダイヤルQ2使えない。
まだあります。「伝言ダイヤル」。途中でピポパ押さないとダメ。
「ダイヤルアップネットワーク」ってのもよく考えると妙です。パルス式はあるけれど、ダイヤルを回すモデムは見たことない。
そのほか、サポートセンターとかの「何とかダイヤル」は数知れず。ダイヤルってもともとは回すものそのもののことを言ってたんでしょうけど、完全に電話の意味に取って代わられたようです。
今週は「
ひな祭りの白酒
」です。
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2002年3月11日
また先週の続きって訳じゃないんですが。
コンピュータの仕事をしていると、あまり略語について何の略だというのが気にならなくなるものです。それこそ、いちいち気にしてたら仕事になりませんから。
ですんでそれまでまったく気にしなかったことが急に気になることがあります。
CDがコンパクトディスクの略、というのはまあいいとしましょう。CD−ROM、これは別にいい。CD−RとCD−RW。何の疑問も抱かずに使っていたのですが、ある日、はてな? と思ったわけです。
というのは、コンピュータ屋にとって「R」と「W」が出てきたら、こりゃもう圧倒的に「R」がリードで「W」がライトなわけです。これはもう半分表意文字みたいなもんです。ところが、この二つはそれに対応していない。ライトできるのがCD−Rで、さらに消せちゃうのがCD−RWです。
CD−Rの「R」はRecordableで、CD−RWの「RW」はReWritableだったんですね。
もちろん、DVD一派については考えたくもありません。
今週の
日本の標準SR
は「
タンクの水
」です。
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2002年3月17日
ウィルスFBOUNDがだいぶはやったようで。何が画期的って日本語の件名のメールで送られてくることらしいのですが。
まあ、日本語のエンコードめんどくさいからねえ、これがそのまんま送ればいいというものじゃなくてね。まあ、そのくらいウィルス作れる人間ならできるか。
このウィルス、実行されるとアドレス帳に登録されている宛先に自分自身の添付されたメールを送りまくります。自己増殖ってやつです。
で、OutlookやOEを使ってないとアドレス帳ありませんから、何もしない。
なんかウィルスも純粋性が高まってきたなあ。
面白いことやれよ、実行プログラム全部に感染させろよ、クリスマスになったらファイル一斉に消せよ、画面に花火打ち上げろよ。
破壊活動しないで増殖だけして何がウィルスだよ、てめえなんかがウィルス名乗るんじゃねえよ。
(私は何を怒っているのだ?)
今週の
日本の標準SR
は「
味噌汁の具
」です。
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2002年3月18日
去年出版した本にも掲載したんで、そんなに昔の作品という気はしてなかったのですが。
大型煙草小説「日た」
を書いたのが、1992年3月14日。つまりいまからちょうど十年前でした。
お待たせしました。大型小説の新作、
大型IT小説「日た2」
リリースです。
てなわけで、「日た3」が出るのは2012年になります。
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2002年3月24日
今週の
日本の標準SR
は「
ライスとフォーク
」です。
先週
は一部で伏せ字の可否で盛り上がったんですが。
私は自分の文中ではほとんど伏せ字は使いません。副作用が強すぎるんです。
書く側にすると文章のリズムってのはかなり大事なわけで。そこそこ面白いと思ったギャグであっても、全体のリズムの方を優先させて最後に削ることはよくあります。
コメントの中でにじんだシマウマさんも言っておられましたが、伏せ字は読み手にワンステップ余計な思考を強いることになります。
つまり、伏せ字は素直に読めない。普通に書いた文章を単純に「○」で置き換えると、普通はそこでリズムが崩れます。
使いこなすのが難しい割に面白くないんで、あまり使う機会もないですね。
「
屋根の上の新聞読み
」に「
急いでいるので
」「
無言電話の結末
」を追加しました。「
猫になれ
」には4猫追加。
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2002年3月31日
会社に煙草の自動販売機があります。
この自動販売機、硬貨投入口に確かに「500円・100円・50円・10円」と書いてあるくせに、どういうわけか500円玉が使えたためしがない。入れても必ず戻ってきちゃう。
まあ妙にチェックの厳しい自販機ってあるからな、と納得していたのですが。
ある日。
何の気なしに旧500円玉を入れてみました。おや? 受け付けられる。
いやな予感がしました。
今度は新旧の500円玉を何枚か用意して自販機に向かいました。
やはりそうです。
この自動販売機、旧500円玉しか受け付けないのです。
もちろんそんな機械は別に珍しくありません。でも、たいていそういう機械には「×新500円玉 ○旧500円玉」とか、シールが貼ってあるものです。しかしこの機械には、そのような痕跡はどこにもない。
つまりこの自動販売機は、2000年の発行以来新500円玉の存在をまったく知らないまま、現在に至っているのです。
そういう時代を超越したのどかなのもたまにはあってもいいかなとは思います。自分の会社でなけりゃ。
今週の
日本の標準SR
は「
すね毛の行方
」です。
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