4日 ローラー付シューズ
17日 バリトンが隣に座る恐怖
31日 大型営業小説「電話口の向こうで」

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INDEXで一言 2003年8月

2003年8月4日
 秋葉原でももっとも大きいPCショップの一つに、LAOXコンピューター館があります。
 ここの店内にはちょっと不思議な注意書きがあります。
「ローラー付シューズなどでの店内滑走は危険ですのでご遠慮ください」
 そりゃま危険です。秋葉原のPCショップの中では一番余裕のある広さではあるんですが、商品にぶつからずに3メートル滑ったらたいしたものです。
 しかしなんぼ秋葉原がローラーブレードのメッカだったからといって、こんなところでは滑らないだろう、というか滑っても面白くないだろうと普通思うんですが。でも、こういう張り紙がしてあると言うことは滑ったやつがいたということでしょうね。
 まあ、変な張り紙なんですが、効果はあるようなので今一ケチはつけにくいのです。私の見る限りローラースケートで滑ってる人はいませんでしたから。
 今週の「日本の標準タロウ」は二本立て、「デラウェアを噛む」「ケーキ代表」です。

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2003年8月17日
 バリトンが隣に座る恐怖、というお話をしたいと思います。
 その日の昼食、私は同僚と親子丼屋にいました。テーブルが4つほどの狭い店内です。
 後から来た客のところに、店の人が注文を取りに来ました。
「並」
 急にその狭い店内を衝撃波が走ったのです。
 最初何が起こったのかわかりませんでした。店員が尋ねます。
「お吸い物はおつけしますか」
「いえ」
 また衝撃が走ります。隣を見ると、立派な体格の男が麦茶を飲んでいます。
 連れの女性との話の内容を聞いていると、どうも「伴奏」だの「ホール」だの音楽用語がちらばっています。いや、別に盗み聞きしたわけではありません。聞きたくなくても、彼の声は否応なしに耳に飛び込んでくるのです。
 私はやっと何が起こったのかわかりました。その立派な体格の男は、オペラ歌手だったのです。
 私は初めて、オペラ歌手の持つ破壊力を身をもって実感することができました。それにしても彼ら、舞台でほほ寄せ合って歌ったり鼻つきあわせて歌ったりもしてますが、お互いにうるさくないんだろうか。
 今週の「日本の標準タロウ」は「傷口に貼るヤツ」です。
 久々に「猫になれ」に4猫追加しました。

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2003年8月31日
 お待たせしました。大型小説10か月ぶりの新作、大型営業小説「電話口の向こうで」リリースです。
 さらにもう一品、ミヤザキさん編集の電子小説マガジン「月刊ノベル」創刊6周年アンソロジー、ネット作家11人による競演ということで、大型演歌小説「月の雫」を寄稿しました。9月号に掲載されます。祭サイトでは読めませんのでどうぞよろしく。
 今週の「日本の標準タロウ」は、なぜ日本の標準は県が好きなのかという気もしますが、「県名と県庁所在地」です。

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