5日 クイズ回答者の苦悩
13日 大型立志伝小説「勝訴の人」リリース
19日 電子媒体での保存

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INDEXで一言 2003年10月

2003年10月5日
 テレビに出る人も楽じゃないな、と思うことが。
 いまでは少なくなった一般人が解答者で早押しで答えるようなタイプのクイズ番組。ま、これはいいとしましょう。でなくて、芸能人が解答者で順番に答えてゆくような番組。
 答えがわからなければ問題ない。普通に考えて、考えた過程をしゃべればよい。難しいのは、その問題の答えをたまたま知っていた場合。「これ知ってました」と答えると、正解発表の面白さはなくなってしまう。なんだかんだ理屈をつけて「だからこれじゃないかなって思うんですけどぉ」とか答えねばならない。
 そういえば昔あったクイズダービーって平然と解答者が「知ってました」って答えてたなあ。ここから篠沢秀夫の「非常に不愉快」という名言も生まれたわけです(知っている問題だと考える楽しみがないので、彼にとっては「非常に不愉快」なわけです)。いまだったらあの番組、とても30分じゃ終わらないだろうなあ。
 てなわけで、今週の「日本の標準タロウ」は「コーンの始末」です。

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2003年10月13日
 大型小説の新作、大型立志伝小説「勝訴の人」リリースです。
 今週の「日本の標準タロウ」は「フロッピーの現在」です。

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2003年10月19日
 先週の「日本の標準タロウ」は「フロッピーの現在」でしたが。
 とある大学の教授と、こんな話になりました。
 後世に残すべき文献が電子ファイルの形であります。これをどの媒体で残すのがよいか。
 後世というのはどのくらいのちを指すか、という問題はありますが、ここでは仮に五十年としましょう。
 条件を満たす媒体とはこういう媒体です。
・物理的に壊れず
・再生できる装置が存在し
・その装置がつながるコンピュータ・利用できるアプリケーションが存在する
 当然今まで五十年使われた実績のある媒体はありません。そのことを差し引いても、これで五十年はかなり厳しい条件です。十年、でやっとなんとかというところでしょうか。
 でも、文献の寿命として五十年はとうてい長いとは思えません。
 そのとき出た結論は、印刷して紙で残すという答えでした。
 でも、これもほんとは完璧じゃないんですよね。当然酸性紙じゃだめですし、プリンタ用のインクがそこまで色あせずにもつのかはわかりませんし。
 今週は「この次の食事」です。

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