お便りをいただきました。
匿名さんのお便り
節分いついてですが・・・・
江戸時代からある風習です。
バレンタインと一緒にするなんて・・・
がっかりです
さて困った。
なにはともあれ、そういうことを書いた心当たりがない。
節分とバレンタインに両方ふれた文章は強いて言えば
このくらいですが、別にそういう文ではない。
これは関係ないしなあ。
でも節分が江戸時代からって、そんな新しい風習じゃないと思いますけど……。
今週の「
日本の標準タロウ」は「
おみくじの順序」です。
突然ですが、ナウなヤングにばかうけについて考察してみたいと思います。
この言葉は古い言葉をわざと使うギャグとしても既に古くなってしまいました。
いまとなってはこの言葉を真面目に使っていた実例があったのかどうか、記憶も定かではありません。
まずナウとは何か。まず思い起こされるのが「ぎんざNOW」ですね。70年代の子供は夕方まず「ぎんざNOW」を見てから「巨人の星」の再々々々々々放送を見る、というのが黄金パターンでした。若者向けの番組を銀座でやっているということ自体が今となっては考えられない時代背景です。
次はヤングです。
Googleで検索するとわかりますが、この言葉は雑誌のタイトル用語です。不思議なことに、ヤングをつけずにサンデー・マガジン・ジャンプというと対象年齢が下がります。「週刊少年」が略されてるんですが。
ばかうけはわかりますね。せんべいの商品名です。ここのサイトは
http://www.baka.ne.jp/という破壊的なドメインを持っています。このドメインがとれたときは嬉しかったんだろうなあ。
このように、ナウなヤングにばかうけは今ではもうそれぞれ別々の道を歩き始めたのです。
今週の「
日本の標準タロウ」は「
アトムの時代」です。
先週の「
日本の標準タロウ」は「
アトムの時代」だったわけですが。
関連してちょっと考えた。なぜコンピュータは小説を書かないか。
ま、もちろんコンピュータで書かねばならないほど小説には需要がないってのが一番の理由ですけど。
書けないとは思わないんですよね。将棋ならコンピュータは普通に指してるわけですが、知的活動としては将棋のほうが難しそうだし。その証拠に、元棋士で小説を書いていた人はいますが元小説家で棋士になった人はいません。
将棋のソフトってやつはもちろんソフト屋さんが作ってるんですが、そういうのを作るソフト屋さんって将棋もむちゃくちゃ強い人なんですね。もちろんプロやアマのトップクラスほどではないにしても。
そうして考えると、ソフトと小説と両方に詳しい人があまりいない、というのがコンピュータが小説を書く上での大きな障壁でしょうか。
はっ……俺か? 俺の出番か? (うそです)
もしそういう人がいたとしても、そういう人って自分で書いたほうが早いわけだし。
今週の「
日本の標準タロウ」は「
CDの入手」です。