突然ですが、ナウなヤングにばかうけについて考察してみたいと思います。
この言葉は古い言葉をわざと使うギャグとしても既に古くなってしまいました。
いまとなってはこの言葉を真面目に使っていた実例があったのかどうか、記憶も定かではありません。
まずナウとは何か。まず思い起こされるのが「ぎんざNOW」ですね。70年代の子供は夕方まず「ぎんざNOW」を見てから「巨人の星」の再々々々々々放送を見る、というのが黄金パターンでした。若者向けの番組を銀座でやっているということ自体が今となっては考えられない時代背景です。
次はヤングです。Googleで検索するとわかりますが、この言葉は雑誌のタイトル用語です。不思議なことに、ヤングをつけずにサンデー・マガジン・ジャンプというと対象年齢が下がります。「週刊少年」が略されてるんですが。
ばかうけはわかりますね。せんべいの商品名です。ここのサイトはhttp://www.baka.ne.jp/という破壊的なドメインを持っています。このドメインがとれたときは嬉しかったんだろうなあ。
このように、ナウなヤングにばかうけは今ではもうそれぞれ別々の道を歩き始めたのです。
今週の「日本の標準タロウ」は「アトムの時代」です。