佐野祭の大型小説Vol.3


>Vol.2>

<Vol.4<

∧目次∧

ぜひご意見・ご感想を
お寄せください。

【宛先】

大型言文一致小説「手術室」

SHUJUTSUSHITSU

 梅田手児奈が入院してから1ヶ月。外科局長の杉野森弥三郎は手術の必要性について悩んでいた。

大型刑事小説「隣の囲い殺人事件」

TONARI NO KAKOI SATSUJIN JIKEN

「被害者が死ぬまぎわに書き残したと思われる文字があるんです」喜三郎はベンチをのぞきこんだ。そこには、『隣の家に囲いが出来たってね』と書かれてあった。

大型瞬間小説「吾輩は小説である」

WAGAHAI WA SHOSETSU DEARU

(抜粋不可)

大型改革小説「困惑と懇望の混在」

KONWAKU TO KONMO NO KONZAI

「結論が出たぞ」事務次官松本喜三郎が突然飛び出してきた。「コンが悪いんだ。杉野森君。さっそく官報で公布しろ。なにをもたもたしている」

大型続企業小説「続三本松電機の続躍進」

ZOKU SANBONMATSU DENKI NO ZOKU YAKUSHIN

「なぜ初めに乗った人が、最後に降りなければならないのか。不公平だと思うんですよね」エレベーターの中で、三本松電機昇降機事業部開発第一部の松本喜三郎課長は言った。

大型訂正小説「純粋訂正」

JUNSUI TEISEI

訂正します。

大型俳句小説「にわか俳」

NIWAKA HAI

「いいか、こんど三丁目に俳句教室ができたと思え」「うん」「でその俳句教室の先生ってのが、梅田手児奈ってえ女の先生だ」「女ったって、俳句の先生ったらばあさんだろ」「ところがどっこい」

大型実話小説「タオルを湯に入れるな」

TAORU O YU NI IRERUNA

 脱衣所ではハンドマイクを持った教師が生徒に注意している。「いいか、タオルを湯に入れるなよー」

大型演劇小説「沙翁の夢」

SYAO NO YUME

 木戸口に立つ杉野森弥三郎は出て行く客独り独りに挨拶する。曾祖父の代から 営んでいる芝居小屋「三本松座」。町の名前は江戸から東京に変わっても、人々の芝居好きは変わらない。

大型マニュアル小説「KI−3Roユーザーズマニュアル」

KI-3Ro USERS MANUAL

[1]KI−3Roの係り結び方

次の作品