今週の質問はMakiさんからいただきました。

　手の形は人によってそれぞれ異なるのは当たり前のことだと思いますが、人差し指と薬指はどちらが長いのが標準的なのでしょうか。
　選択肢が２つしかないので問題向きではありませんが、気になります。

　なに、２つもあれば十分ですよ。１つだと問題向きではありませんが。
　さて基準を明確にしましょう。双方中指側のつけねを起点にします。ここから指の先までの長さで決めます。
　右手と左手でも結構違いますからね。私左手は薬指の圧勝ですが、右手は薬指の辛勝です。高校時代剣道をやっていたのと関係あるかも知れません。竹刀って左手の薬指と小指で支えるんですよ。
　だからたぶん右は人差し指のほうが長いけれど左は薬指のほうが長いって人もいると思う。
　あなたは人差し指と薬指のどちらが長いですか？　あれ、選択肢が４つになっちゃった。

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　手のひらから見るのと手の甲からみるので長さが違うことのメカニズムについて。
　長さを比較しようとするとき、手をほぼ垂直にしようとします。しかしこれは手のひら側を見るときは容易ですが、手の甲を見るときは垂直になりません。
　この状態で自然な角度は指が内側を向いた形です。これを気持ち垂直にしようとすると、結局手首はそのままで手全体を斜めに傾けることになります。すると、付け根の位置自体が薬指側のほうが上になり、薬指のほうが長く見えるのです。

　てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は「人差し指より薬指のほうが長い」に決定いたしました。