今週の質問は山桂さんからいただきました。

　先日「散歩の達人」という雑誌の味噌汁の特集記事の中で味噌汁＋ご飯の食べ物、いわゆる「ねこまんま」についての討論記事が載っていたのですが…
　そこに掲載されている写真をみて、妙な違和感を覚えたのです。と言うのは、その写真では
「ねこまんまがお茶碗に入っている」のです。
　私は、味噌汁の入っているお椀にご飯を入れて食べるので、私の頭の中では
「ねこまんまはお椀に入っている」のが普通なのです。
　汁物を容器から容器へ移そうとするとこぼれる可能性が高いので、こうしているのです。

　また、「ドラえもん」のなかで、のび太がアイドル・星野スミレと入れ替わってインタビューを受けた時に、「好きな食べ物は？」「汁かけご飯！（ねこまんま）」と答えて呆れられる場面があった様に、一般に「行儀の悪い食べ方」とされている様ですので、礼儀正しい大人の日本人には「そんな食べ方はしない！」って人が多いかもしれません。

　そんなわけで、この「ねこまんま」についての日本の標準を調べていただきたいなぁと思いましてメールした次第であります。

　選択項目としては
１．お茶碗のご飯に味噌汁をかける
２．味噌汁のお椀にご飯を入れる
３．ご飯、味噌汁の残っている量によって変える
４．行儀が悪いのでしない
になると思いますが、他にあるかもしれません。

　もう既に、同じ投稿があり、ボツになって入る物かもしれませんし、答えが見え見で面白くないかもしれません。
　煮るなり焼くなり猫の餌にするなり、御自由にしてくださいませ。
　それでは…

p.s.
「猫まんまになれ！」ってぇのを考えたんですが、何がなんだかわかりませんねぇ

「散歩の達人」ってどういう雑誌やねん。
　さて、あーっもはや私がコメントするスペースがない。自分で実際にするしないにかかわらず、あなたにとってねこまんまとはなんですか？

p.s.
「猫まんまになれ！」ってぇとこういうのとかこういうのとか……（だからスペースないっつーに）。

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「ねこまんまはご飯に鰹節をかけたものである」と主張される方も多いですが、別にそのこととご飯＋汁がねこまんまであることは矛盾しません。鈴木は京香であって沙理奈でない、ましてや保奈美ではない、てなことはなくてみんな明るい鈴木の仲間。
　さて、ねこまんまが伝統ある食べ物であることは歴史が物語っております。
　戦国時代、北条氏康は息子の氏政が飯に汁をかけて食べるときに一度かけてからしばらくしてまたかけたのをみて、毎日食す飯でさえ汁をかける案配がわからないようでは北条氏はやがて滅びる、と嘆いたという話が伝わっております。
　実際その通りになったから歴史に残ったものの、そうでなかったら単なるやかましやオヤジですね。

てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は「ねこまんまはご飯に汁をかける」に決定いたしました。