てなわけで今週３０日、ウェブ界からえり抜きの嘘をお届けする「大嘘新聞」が発売されます。本当は４月１日、エイプリルフールに発売する予定だったんですけどね。今年日曜日なんで発売日にできないんですよ。
　そのエイプリルフールなんですが、４月１日というのは実は日本においては結構嘘がつきにくい日であります。
　まず学生時代ね。春休み中なんだなこれが。おまけに学年変わって、クラスばらばらなのよ。嘘をつこうにも誰にも会わなかったりするのだな。
　で、社会人になるじゃないすか。この日って、年度始めなんだな。「このメールを××さんにも送ってください。いえ、××さんは今日から●●の課長です。いえ、○○さんは転勤しました。たしか、△△じゃなかったかな。いえ、▲▲という課はもうありません。いえ、いまうちの課は■■です」とただでさえ何がホントで何がウソかわからないんですもん。
　そういったこともありまして、来年からエイプリルフールは５月１日になります。嘘です。
　まあ、私みたいなことやってますと年中嘘ついてるようなものですから、４月１日だからってことさら嘘をつこうという気が起きないんですよ。だからほらエイプリルフール企画とかでサイトの中身がらっと変えてみたりとかよく見ますけどああいうのって全然やろうと思わない。
　そうだからエイプリルフールに嘘ついたのって、高校時代に皆で共謀して友達だましたくらいかなあ。
　あなたはエイプリルフールに嘘をつきますか？
　あ、これの締切は３月３１日ですからね。嘘ついちゃだめよ（別に来週嘘をついてよいというわけではない）。

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　嘘に二種類ありまして。ばれてはいけない嘘と、ばれなきゃいけない嘘です。
　前者は比較的簡単なんですけどね。後者はばらすタイミングが難しい。
　一番悲惨なのは嘘だと気づかれないまま話が関係ない方に進んでしまって、ばらすきっかけを失ってしまうことですね。

　てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は「エイプリルフールに嘘をついた経験はある」に決定いたしました。