日本の標準SR第33回
耳と石鹸

 今週はyargさんから質問をいただきました。


 どう聞けばいいのか分からないのですが……
 一言で言えば、耳にどこまで石鹸をつけて洗うかです。
 小さい頃から、中耳炎になるかもしれないという恐怖があり、耳の内側を水洗いするのが怖かったんです。
 耳の裏側は、石鹸をつけて洗ってましたが、たくさん溝が付いている耳の内側の方は、タオルで拭くだけでした。
 最近、水洗いしない自分にふと疑問を感じ、今では、洗顔石鹸で顔を洗うとき、耳の溝も丁寧に洗ってます。
 でも、耳の穴の中までは石鹸で洗うのが怖いのでしてません。
 鼻の穴やお尻の穴の中も、石鹸で洗ったりしませんよね?

 というようなことなのですが、どう選択肢をつくったものか……

 石鹸会社や化粧品会社の商売の常道に、「いままで洗うことなど考えてもいなかった部分を洗う商品を売り出す」というのがあります。かくして人々は鼻の毛穴やらなんやらいろんなものを洗う羽目になるわけですが、この分でいくと耳の穴を洗う日は近いかもしれません。尻の穴を石鹸で洗うウォシュレットは簡単に実用化できそうですね。
 さて現状、たいていの人は耳の穴を石鹸で洗ってはいないと思います。
 とはいえほっぺたは石鹸で洗うわけで、ほっぺたと耳の穴の間のどこかに石鹸で洗う境界があるのです。
(さっきから石鹸石鹸と言ってますが、洗顔フォームとかボディシャンプーとか、水以外に体を洗うために使うものすべてを含むとお考えください)
 あなたは耳をどこまで石鹸で洗いますか?
 普段石鹸で顔を洗わない人も、使ったときどうするかをお答えください。


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