日本の標準SR第50回
帰ってこないコンピュータ

 今週の質問はDA☆さんからいただきました。


 毎々日本の標準でお世話になっております、DA☆と申します。またご質問があってまいりました。
 僕はあるわりと有名なWindowsソフトのサポートを生業にしておるのですが、Web上に公開するサポート文書を作成してたときのことです。
 ある条件でそのソフトは動かなくなってしまうのです。よくあることです。
 が、表現について、上司にこういわれたのです。
「ハングアップという表現は初心者にわかりにくいから『応答を停止』にしましょう」
なんですとぉ? そりゃタスクマネージャは「応答なし」って表現をするけれど、日本語にすりゃあいいというものでは……。
「ハングアップ」の方が、「初心者にわかる」という意味では、はるかに認知度が高いと思うんだけどなぁ。

 というわけで、質問は、考えたくもないという人もこの世には多いかと思うのですが、
「コンピュータが突然動かなくなる」状態をなんと表現するのが標準か、ということです。
 ハングする・フリーズする・ダウンする・落ちる・応答なしになる
あたりが初期の選択肢でしょうか。
 これらの用語を使い分けている人がいらっしゃったらぜひその使い分けの基準も知りたいところです。

 よろしくお願いいたします。

 こういう状態になるとリセットするか電源を入れ直すかしかないのですが、そうやって再起動したときWindows98だとちゃんとした手順で終了しなかったってんで立上げのときにディスクのチェックが走って、「[スタート]メニューの[Windowsの終了]からWindowsを終了するようにしてください」というメッセージが出ます。
 あれ腹たちましたね。俺はそうしたかったんだよ。
 WindowsMeになって文言が変わってすっきりしました。やっぱり不評だったんでしょうね。
 さて、WindowsNT系の場合はいわゆるブルーパニックといいますか、青飛びといいますか、こっちも名前が一定しないんですがいきなり真っ青画面になってエラーコードだけが羅列されるという現象がありますが今回これは別もんとして考えてください。
 コンピュータがいきなり動かなくなることを、あなたはなんと言いますか?


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