日本の標準SR第8回
親バカ年賀状の限度

 電車の中で嘆いていた人がいました。
「俺、年賀状に全部『昨年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします』って書いちゃったよぉ」
 まあ、その気持ちはわからなくもありません。
 さて年賀状もいよいよお年玉の抽選を残すのみとなりましたが、何、まだ書いてない。遅すぎです。
 昨今はだいぶ写真入りの年賀状が増えてまいりました。うちに毎年必ず家族全員で写った写真を送ってくる家がありまして。いや、そのこと自体は何も珍しくないのですが、そこの娘もう大学出てるんです。これも何か妙なもので。
 これは家族写真だからまあいいかなという気もしますが、例えばあなたの元にこんな年賀状がきたとしましょう。
「長男も係長に出世し忙しい日々を送っております」
つーてバーンと大きく、30歳になったその長男の写真。
 こいつは何者なんだとあなたは感じるでしょう。でも、待ってください。
「生まれました、はじめまして」
ってな賀状はごちゃまんと来ているのですよ。なぜ前者は変で、後者は変じゃないか。それは、0歳から30歳までの間のどこかにこの年を過ぎたら子供を年賀状に使うのは変だという年齢があるからです。
 あ、子供の写真の年賀状は嫌いだというのはまた別の問題ですよ。変か変じゃないかの問題。
 自分で子供の写真ハガキを出したことがある人もない人も、あなたは子供がいくつを過ぎたら子供の写真を年賀状に使うのは変だと思いますか?
【連絡】
 実は「3歳」という選択肢を入れたつもりで入れ忘れていて、あとから追加しました。
 1月7日に投票した人で投票を変えたいという方は3歳に投票の上、お申し出ください。すみません。


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