開票結果
1.ある
-- 80票
2.ない
-- 127票
総投票数
-- 207票

 私も場が殺伐とするのは決して嫌いじゃないんですが、今回はちょっとひいたなあ。なんか一般的に正しい日本語について語る人の言葉遣いって美しい日本語とはほど遠いような。
 冷静に考えてみると、私、「雰」の字を「ふん」と読むかどうかなんて知りません。「雰囲気」という熟語があって、それを「ふんいき」と読むのを知ってるので、では「雰」は「ふん」だろうと思っているだけです(「分」がつく字で「ふん」と読まない例は「頒」、「貧」、「盆」などいくらでもあります)。
「日本」を「にほん」と読み、「時計」を「とけい」と読むのに「雰囲気」を「ふいんき」と読んではいけない理由は思いつきませんでした。
「雰囲気」を「ふいんき」と読む理由はただ一つ、「そういうものだから」です。
 つまり、人生の初めの時期にこの言葉を聞いて「ふんいき」と聞こえてそういうものだと思った人と、「ふいんき」だと思った人と半々くらいいるということです。
 確かに自分で声に出してみると「い」も「ん」も弱くあいまいな発音ですね。おそらく、「ふいんき」と読んだことはなくて、自分では「ふんいき」と言っているつもりの人でも、他には「ふいんき」にしか聞こえない発音をしている人もいるのでは。

 てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

 日本の標準は「『雰囲気』を『ふいんき』と読んだことはない」に決定いたしました。


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