漢字の規準というのは実はちょっと複雑です。おなじみの常用漢字(年配の方には当用漢字の方がおなじみかしら)は文部省の管轄ですが、このほかに人の名前に使ってよいという人名用漢字がありますね。これは法務省の管轄です。一方、パソコンの書体に使われるJISは通産省の管轄です。
現在のJISが制定されたときはディスプレイでもプリンタでも16ドットが普通で、少ないドットでも書けるようにより省略された書体が採用されたようです。
たまに人名用漢字に追加が入りますが、そのときJISにない書体の字が追加されることがあります。人の名前に使われるのにパソコンに出てこないというわけにはいきません。そうするとJISに追加されることになります。JISの終わりの方、「堯槇遙瑤凜熙」はそういうわけで追加された字です。
てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、