日本の標準タロウ第63回
同級生の範囲

 最近「同級生」という言葉の範囲が広がっています。
 出身校が違っても、同じ学年であれば「同級生」ということがあります。「ダイエー和田は西武松坂の同級生である」てな使い方ですね。
 これは意味を広げた使い方であることはですが、では意味を広げる前の使い方は。
 これにも二通りの使い方があります。「同学年で同じ学校の人」の意味で使うこともあるし、「同学年で同じ学校・同じクラスの人」の意味でも使います。
 意味は「同学年で同じ学校・同じクラスの人」だと思っている人でも、「同学年で同じ学校の人」を指す言葉がないため、こちらの意味で使うことがあります。この二つっておそらく文脈で使い分けることは不可能だと思いますが、別に相手がどちらの意味にとっても大して不都合があるわけではないので「同級生」で済ますわけです。その「同級生」が親しければ「高校の友人」とか「中学の友人」てな言い方をするかも知れませんね。
 あなたは「同級生」という言葉を主にどういう意味で使いますか?


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