「お住まいはどちら」と聞かれたときにどう答えるかというのは相手と場所によって違うわけです。
　フランス旅行中にパリの人にこう聞かれたら、「堀切菖蒲園です」と答えることはないわけで、普通は「東京です」とか「日本です」というと思います。
　しかしたまたま仕事で知り合った人にこう聞かれて「日本です」などと言えばアホ扱いは免れないところです。「東京です」でもかなり不親切感があります。
　かといって相手が堀切菖蒲園という駅を知っているかという不安も残ります。「葛飾区です」と答えることもあるかもしれません。
　ユーカリが丘線の中学校駅近辺にお住まいの方だとまずそれが駅名だと認識すらしてもらえないかも知れません。「どちらにお住まいですか」「中学校です」と答えると危ない人だと思われそうです。まあ市の名前で「佐倉です」と答えることになるでしょうが、ヘタすると相手が佐倉市を知らず「千葉です」と県名で答えることになるかも知れません。
　相手も自分も少なくとも普通に電車か車で通える範囲に住んでいるとします。
「お住まいはどちら」と聞かれたら、どう答えますか？

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　これ、市町村区名でも答えやすいところと答えにくいところがあるかも知れません。
　世田谷区の人なんか「世田谷です」と普通にいいそうですが（広すぎて何も言ってないのとあまり変わらないんですが）、中央区の人は「中央区です」とは言わなそうな。

　てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は「住まいを聞かれたら市町村区名を答える」に決定いたしました。