1小説
2標準
3一言
9メール
大型無人島小説
カラス何故啼くの
波の音で松本喜三郎は目を覚ました。どうやら命だけは助かったらしい。
見回すとここは洋上の孤島。小学校のグラウンドくらいしかないその島に、喜三郎は一人である。
スパイとして相手国の軍艦から情報を盗み出し、つかまりそうになって甲板上で大立ち回り、そのまま相手と一体になって海に落ち、この間の活劇だけでも一篇の小説になるのだがここではふれない。
続きはこちら
PC版