大型官僚小説
絵に描いた餅を食べながら

(これが厚生省か……)
 松本喜三郎はオフィスの中を見渡した。広いフロアの通路に置かれた打合せ机。フロアの中には大勢の役人。そのうちの一人が喜三郎の方へ歩いてきた。
「はじめまして。食品管理局の杉野森ともうします」

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