昔の留守電というのは必ずまず、一番初めに応答を吹き込んでから使うものでした。
「はい、こちらはゐんばでございます。ただいま外出しておりますので、留守番電話がご用件を承ります。……」
　てな例文がマニュアルについていたものです。
　時代は変わり、留守電の記憶媒体もテープからメモリになりました。それにつれて、留守電自体に初めからこの応答が付属するようになりました（なぜかたいてい女性の声）。
　これが出始めた頃は「えーい、誰んちにかけたかわからんじゃないか」と思っておりました。間違い電話してもわからないのですね。
　ところがそういうものでもないみたいです。間違い電話をする人は、誰の声でしゃべろうが、なんと名乗ろうが、かまわずしゃべるのです。
「あ、もしもし、武。おばさんです。元気ー。リンゴ送ったからねー。明日には届くから。じゃあ、まゆみと変わります」
「もしもし元気ぃ。また遊びに来てね。それじぁねぇ」
　だから俺は武じゃねえって最初から言ってるだろうがあ、という伝言が入っていることも珍しくありません。
　もっとも、最近はいたずら電話等を防止するために敢えて名乗らないことも多いようです（特に女性の一人暮らしですとか）。
　さて、あなたのうちの留守番電話はどうなってますか？

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(1)自分（家族）の声（名乗りつき） (2)自分（家族）の声だが名乗らない (3)電話機付属の声 (4)留守電がない (5)その他 投票終了

　この結果はほんとに予想外でした。
　いえ、自分でも電話機付属の声使ってるんですよ。だから３番が勝つかなあと思ってはいたのですが、ここまで大差がつくとは思いませんでした。
　やはり留守電というとどうしても昔の吹き込んでいたころの印象が強いんですね。
　最近電話のマナーが変わってきた影響もあるかもしれません。昔は電話に出たらまず「はい、○○です」と名乗るのが常識でしたが（今でもビジネスでは常識ですが）いたずら電話ですとか無言電話ですとか電話による犯罪行為が増えて必ずしも名乗るのが一般的というわけではないようです。

　てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は、「留守電のメッセージは電話機付属の声」に決定しました。

唐突ですが、よくアニメ・アイドル系のCDやパソコンソフト
のおまけデータに、留守電メッセージが入っているじゃないですか。
あれって、使っている人いるんでしょうか？
やっぱ恥ずかしくて使えたものじゃないんですかね。
少なくとも私の知る限りでは、一人もいないんですが。

Ms.Kさん曰く
＞しかし堀川さんは電話無しで、どうやってアクセスしてるんだろう？
いわゆる職場アクセスという奴です。はい。
ちなみに自宅には、電話機どころかテレビもありません。

ついでながら、昔は自分の声で、名乗りつきのメッセージを入れて
おりました。「留守」というとなんか嫌なので（変な人が来そう）
「ただいま電話に出られません」にして、在宅中もずーっとセット
しっぱなし。相手の声が聞こえて初めて受話器をとっておりました。
でも、名前入れても聞かない人は聞いてないのよん。

ちなみに　
ナンバーディスプレイ機能で対処しています＜イタデン