こういうタイトルを付けても誰もタンチョウヅルの脚に関節技をかける姿を思い浮かべないほど、折り紙は日本人にとって身近なものです。
　今週の質問はしずくさんからいただきました。

また質問します。

娘のクラスの同級生（高校生）が怪我をして入院したので、千羽鶴を送ろうと言うことになったらしいです。ところが、鶴の折り方を知らない子がけっこういたのだそうです。
そう言われてみれば、大人だって折り方を知らない人は、けっこういるんじゃないでしょうか？ちなみに、夫も折れませんでした。

標準くんは、いかがでしょうか？千羽鶴にする鶴の折り方を知ってますか？

　そんなもんもちろん折れるさ。と、思っていたのさ。
　しかし前回鶴を折ったのがいつのことだかちっとも思い出せません。そりゃ周りに入院したやつくらいはいますが、いちいち千羽鶴もってかないし。
　本当に私は鶴を折れるのか？
　てなわけで始めたわけですが、これが実際やってみるとなかなか思い出せません。なんか帆掛け船の方向に進んでいるから違うんじゃないかとは感じるものの、どこまで引き返せばいいのかわかりません。
　しかしそれでも最後は鶴にたどりついたのです。
　ま、そんなもんもちろん折れるさ。
　あなたは千羽鶴の鶴を折れますか？

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　白楽天の「長恨歌」は玄宗皇帝と楊貴妃の悲劇を描いた詩ですが、その終わりにこういう言葉があります。

　　天に在りては　願わくば　比翼の鳥となり
　　地に在りては　願わくば　連理の枝とならん

　比翼の鳥、羽がつながった鳥ということなんですが、折鶴にも昔からつながった鶴を折る方法があります。
　これなんかは2000羽の鶴が連なっています。折鶴って深いですね。

　てなわけで何一つ意見はまとまりませんでしたが、

　日本の標準は「千羽鶴の鶴を折れる」に決定いたしました。