* INDEXで一言 *
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2001年1月7日
 年賀状を書いていると、何度か「勝ったようなものだ」という瞬間に遭遇します。
 私プリントゴッコで作ってるんですが、まずは部品やインクが全て揃っているかの点検から始まります。足りない物があったら買いに行って補充します。で今年はどういうデザインでいこうかなあと考えます。下絵を描いて、ペン入れして、製版します。  インクを付けまして、まずは試し刷りします。具合が良ければ本印刷にかかります。そして刷り上がった年賀状をインクが付かないように一枚一枚雑誌に挟んで、百枚以上の年賀状を刷るわけです。全部刷り終わると「これで今年の年賀状は勝ったようなものだ」と思うのです。
 しかし、勝ったはずなのに、一向に年賀状は我が家から出て行く気配がありません。これはやはり宛名を書かないとダメですね。
 そんなわけでパソコンの住所録と、PDAのアドレス帳と、去年来た年賀状を見比べて、住所が変わったところは直し、もちろん喪中の人ははずし、完璧な住所録ができあがります。「これで勝ったようなものだ」と思うのです。
 しかし、目的は住所録ではないのです。これをハガキに書かねばなりません。そんなわけでプリンタにハガキをセットします。このハガキをセットするときというのがいつも緊張しますね。一年に一回しかやらないじゃないですか。向きを間違えると50円パーですからね。試し刷りして何度向きを確認しても、間違えているような気になるものです。そんなこんなで宛名を刷り終わり、「これでほんとに勝ったようなものだ」と思うのです。
 ここで満足しきってしまうから毎度賀状を出すのが遅くなるのですね。このハガキをポストに入れないと今までの努力は全て無になるのですが。
 てなわけで今週の「日本の標準SR」は年賀状の話です。「親バカ年賀状の限度」。
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